症状が出る前に知っておこう! 円形脱毛症の基礎知識

2018年9月1日 投稿者: admin

どんな症状が出るの?

円形脱毛症は、その名の通り円形の脱毛が見られる症状です。10円玉ほどの大きさで脱毛が生じるのが基本で、複数箇所に脱毛が見られることもあります。ストレスが原因であると考えられがちですが、はっきりとした原因はわかっていません。ストレスが関与している可能性はありますが、アレルギー反応なども影響していると考えられています。重い症状になると、頭髪の大部分が抜けてしまったり、頭髪以外の毛(まゆ毛、すね毛など)も抜けてしまったりすることがあります。命の危険が生じることはないものの、頭髪の変化は外見に影響を与えるため、患者の周囲にいる人は慎重な対応をするとよいでしょう。性別や年齢を問わず脱毛が生じる可能性があり、前ぶれとなる現象は見られません。

どのような治療を行うの?

円形脱毛症の治療は皮膚科で行うのが基本です。脱毛が1ヶ所で生じている場合、数カ月程度でなにもしなくても回復することがあります。症状が長引いている場合、あるいは複数箇所で脱毛が見られる場合はステロイド外用薬が用いられます。軟膏またはローションタイプのステロイド薬があり、それを患部に塗ります。ステロイド薬を患部に注射する治療法もありますが、患者が子どもの場合はこの治療法を採用しないのが通例です。また、アレルギー反応を抑えるための薬を飲んだり、患部に紫外線をあてたりする治療法もあります。どの治療法も効果には個人差があり、回復に必要な時間も差があります。広範囲で脱毛が見られる場合、薬品による治療と並行して「かつら」の使用が勧められる事例もあります。

発毛とは、新しく自分自身の毛が生えてくることを指します。すでに生えている毛を育てることは育毛と言い、意味が異なります。